2016 Chicago Marathon: Kiriui and Kiplagat sweep the race

2016 Chicago Marathon

第39回Chicago Marathonが10月9日開催され、沿道を埋める観客170万人の声援を受けて40,400人のランナーが完走した。男子はAbel Kirui（KEN；2:11:23）、女子はFlorence Kiplagat（KEN；2：21：32）が優勝した。男子は１〜５位をケニア選手が独占し、女子も１〜４位をケニアが占めた。

2016 Chicago Marathon: Abel Kiriui

KiruiはWorld Championshipで2回優勝（2009、2011）、ロンドン五輪で銀メダルを獲得しているが、今大会優勝タイムは1993年（2:13:14）以降最低タイムだった。しかしケニア男子は2003年からシカゴで連覇を続けていて、2012年を除いてすべてシカゴを制している。男子2位はDicson Chumba、3位はGideon Kipketerが入賞した。

2016 Chicago Marathon:  Florence Kiplagat

女子優勝のKiplagatは 去年に続くシカゴ２連覇である。リオ五輪は代表を外されたため、今大会優勝は汚名挽回になった。女子は過去10年間でエチオピアが5勝して優勢を続けてきた。今回のKiplagat連覇と上位独占で、ケニア時代の幕開けになりそうな雲行きである。女子2位はEdna Kiplagat、3位はValentine Kipketerだった。男女いずれもケニア勢が独占した。

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