New York City Marathon 2014 Wilson Kipsang and Mary Keitany won

Final straight to the goal, New York City Marathon 2014

New York City Marathonが11月2日（日曜日）開催された。男子はWilson Kipsang（KEN: 02:10:59）、女子はMary Keitany（KEN : 02:25:07）が優勝した。去年に続き男女とも優勝はKenyaだった。Wheelchair部門は男子Kurt Fearnley（AUS：1:30:55）、Tatyana McFadden（USA : 1:42:16）が優勝した。

Mary Keitany won Women's Title of Tata New York City Marathon 2014.

Kipsangは2012、14年London優勝、2013年Berlin MarathonはWR（2:03:23）で優勝している。WRはDennis Kimetto（2014年Berlin）に破られたが、Kipsangは男子長距離界トップランナーの１人で、WMM（World Marathon Majors）タイトルも獲得した。女子優勝のKeitanyはもともとHalf Marathonのスペシャリストで、2014年2月までWRホルダーだった。2011、12年ロンドンマラソンで優勝している。

Volunteer ladies at Tata New York City Marathon 2014.

男子2位はLelisa Desisa Benti（ETH）、3位にはGebre Gebremariam（ETH）が入賞した。4位のMeb Keflezighi（USA）はEritrea生まれだが、1998年に米国に帰化した。彼は4月のBoston Marathon優勝している。女子２位はJemima Sumgong（KEN）、3位にはSara Moreira（PRT）が入賞した。Moreiraはポルトガルの長距離ランナーで、トラックの3000、5000mのスペシャリストである。

レースコンディションは平均気温45°F、スタート地点は31miles/Hの風で、肌寒く風の強い気候だった。レース終了は午後７時25分で、Finisherは50,266人だった。

50, 266 finishers crossed Finish Line,  Tata New York City Marathon 2014.

New York Marathonは毎年11月第1日曜日、ニューヨーク市の5つの行政区をつなぐコースで行われる。世界で最初に参加者3万人（1994年）を突破したメガマラソンで、今年のフィニッシャーは5万人を越えた。

これまでING（金融グループ）がスポンサーだったが、2014年からTata （IT企業 : India）に代わった。Tataは2021年までのスポンサー契約を締結している。