Team USA Women's Basketball |
Team USAで話題の中心になったアスリートはMichael Phelps、Katie Ledecky、Simone Bilesの3人だったが、最も注目を集めたチームは金メダルの男女バスケットボールと準々決勝敗退の女子サッカーだった。
女子バスケットボールはAtlanta(1996年)、Sydney(2000年)、Athens(2004年)、Beijin(2008年)、London(2012年)と5連覇中、男子はBeijin、Londonと2連覇中。アメリカは本国に世界最強のバスケットボールリーグを保有している立場上、負けるわけにはゆかなかった。女子はSpainを101-72で降し、男子はSerbiaに96-66で圧勝して金をキープした。
Team USA Men's Basketball |
5連覇を達成したTeam
USA女子は、WNBA有力選手で固めた無敵チームをRioに送り込んだ。その顔ぶれはDiana Taurasi(Phenix Mercury)、Lindsay Whalen(Minnesota Lynx)、Maya Moore(Minnesota Lynx)、Ellena Delle Donne(Chicago Sky)、Brenna Stewart(Seattle Storm)、Brittney Griner(Phenix Mercury)など、WNBA総動員という豪華メンバーだった。男子を上回る強力チームで、女子版のUSA Dream
Teamだった。これを率いたHCがGeno Auriema(UConn)ときては、全世界チームを総動員しても勝つのは難しい。
Camelo Anthony, image from twitter USA Basketball |
男子チームは有力選手の出場辞退が相次いで、かつてのようなDram
Team時代は終わっ他ことを反映している。今大会のTeam USAを牽引したのはKevin Durant、Kylie Irving、Paul Geoge達だが、男子選手で今大会最も注目を集めたのはCarmelo Anthonyだった。AnthonyはNBAルーキーの200年、Athens大会に初出場して銅メダルを獲得。Beijin、London、さらにRioの3大会に連続出場して3個の金メダルを獲得した。Chris Paul、LeBron James、Cobe BryantもBeijin、Londonで金メダルを獲得しているが、4大会連続出場、金メダル3個は新記録である。彼はNBAタイトルリングを持っていないが、4大会出場と金メダル3個はそれに匹敵すると評価されている。本人は今大会が最後で、Tokyo大会への出場はないと言っている。
Team USA Women's Soccer |
いっぽう女子サッカー(USWNT)はAthens、Beijin、Londonで3連勝中だった。勝てば4連覇達成と気合が入っていたから、グループステージは順当に勝ち上がった。ところが準々決勝でまさかの敗退を喫してしまった。相手はSwedenで、1-1のPK戦で惜しくも敗退となった。これだけでもショックだっただろうが、それに追い打ちをかけて、ゲーム後にHope Solo(GK)の “cowards”発言がとびだした。悔しさがにじんだ一言だが、対戦相手にcowardsは発してはならない一言だった。アメリカを破ったSwedenは決勝でGermanyと対決し、2-1で敗れた。
Ryan Lochte, Team USA Swimmer |
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