2013年8月5日月曜日

The 2013 FINA World Championships


The World BCN2013 are over!

The 2013 FINA World Championships are held from July 20 to August 4 in Barcelona, Catalonia, Spain, featuring 6 aquatics disciplines: swimming, water polo, diving, high diving, open water, and synchronized swimming. Image from FINA web cover
 7月20日に始まった「The 2013 FINA World Championships」(国際水連世界選手権)は8月4日全スケジュールを完了した。アメリカは今回も圧倒的な強さを見せた。獲得メダル数は34(金メダル15)である。2位中国はメダル数26(金メダル14)だった。伝統の水泳王国オーストラリアとフランスは低迷が続いている。世界の水泳地図は大きく塗り替えられつつある。日本は最終日400m IM(瀬戸大也)タイトルを追加し、メダル6(金メダル1)となった。
今大会は中国の躍進が目立ち、ロシアも躍進した。中国は前大会の上海(2011年)から存在感を高めてきた。中露とも、シンクロだけでなく、競泳でも存在感を高めてきた。他方で伝統のオーストラリア、フランス、ドイツは低迷が表面化してきた。フランスは最終日金メダル2と追加してなんとか面目を保ったが、各国とも選手強化・育成が課題になってくるだろう。
同大会はサマーオリンピックを挟んで奇数年に開催される。次回は2015年Kazan(ロシア)で開催される。
Katie Ledecky : New Golden Girls
Katie Ledecky, left, Missy Franklin.
 今大会で最も注目を集めた選手の1人はケイティー・レデッキー(USA)である。当初は大会3日目にミッシー・フランクリンが100M Bcで優勝したから、またもやフランクリン旋風になるかと思われていた。
ところがレデッキーは400M Fr、800 M Fr、1500 M Fr、4x200 M Frで金メダル4個を獲得した。しかも800と1500は世界記録での優勝である。彼女が世界デビューしたのは2012年ロンドン五輪だが、いきなり800で世界歴代2位の驚異的タイムで金メダルを獲得したから、すでに注目度は高かった。しかしここまでくると、フランクリンもかすんで見える。
Natalie Coughlin, left, Shannon Vreeland, Missy Franklin, 2013 FINA Barcelona.
フランクリン(背泳:18歳)は2年前の2011年FINA上海大会で世界記録を含むメダル5(うち金3)を獲得し、一気にスーパーヒロインにのし上がった。翌2012年のロンドン五輪でも金メダル4,銅メダル1を獲得する大活躍だった。彼女はこの活躍で「FINA Athlete of the Year」を2年連続受賞している。
2012 Olympic Gold Medal Swimmer Katie Ledecky threw out ceremonial first pitch before game – Chicago Cubs v. Washington Nationals, 9/3/2012. 
いっぽうレデッキー(自由形)は16歳で、アメリカのメディアではまだドライバーライセンスを持ってないと報道されている。水の中でドライバーライセンスは必要ないと思うが、彼女達がナタリー・コグリンやレベッカ・ソニ(今大会欠場)とリレーでチーム組むんだからアメリカの競泳が強いのは当然である。

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