First Retailing 2013 Annual Reports

                    ユニクロ 2013年８月期増収増益

Tadashi Yanai, Chairman and CEO of Fast Retailing, center,  at Shanghai.

First Retailing（FA：本社：山口県、柳井正会長）の2013年８月期連結業績実績は売上高１兆1,430億円（前期比16.4％増）、営業利益1,329億円（同5.1%増）、純利益903億円（同26.1%増）となった。売上高は初の1兆円を超えた。円安為替差益155億円を計上したため、経常利益は前期比19.0％増となり、過去最高益となった。
国内ユニクロ事業売上高は6,833億円（前期比10.2％増）、営業利益968億円（同5.4％減）となった。既存店売上高は7.3％の伸びになったが粗利益率が低下し、経費比率上昇もあって減益となった。

Fast Retailing open Shanghai Flagship store on 30 September.

海外ユニクロ事業売上高は2,511億円（前期比64.0％増）、営業利益183億円（同66.8％増）となった。大幅な増収増益はアジア業績好調が寄与した。中華圏（中国、香港、台湾）売上高は1,250億円、営業利益135億円に拡大。韓国、米国は2013年8月期下期計画を下回った。米国事業の赤字幅は前年並みで改善できていない。
グローバルブランド事業事業売上高は2,062億円（前期比34.8％増）、営業利益174億円（同20.1％増）となった。ジーユーとセオリーは過去最高益を更新し、大幅な増収増益を達成した。コントワー・デ・コトニエ、プリンセス タム・タムは計画を下回り減益、J Brandも計画をクリアできなかった。