2013年11月25日月曜日

2013 DI Men's and Women's Cross Country Championship

Edward Cheserek win Men's Individual 

Oregon's Edward Cheserek (457) and Texas Tech's Kennedy Kithuka (632)
「NCAA DI Cross Country Championship」男子個人戦優勝は予想を覆して、新入生ランナーEdward Cheserek(FR-Oregon)だった。序盤は2012年優勝のKennedy Kithuka(SR-Texas Tech)が終始レースを牽引し、Cheserekが追うという展開だった。中盤までは両者互角だったが、8,000mを過ぎた時点でCheserekがKithukaを振り切った。同大会の新入生優勝は1988年のBob Kennedy(Indiana大)以来25年ぶりである。
NCAA Cross Country Race, Pac-12 Conference.
全米学生クロスカントリー大会は1938年に始まった大会で、80年近い歴史を持つ伝統の大会である。アメリカには駅伝のようなチーム対抗レースは無いので、200人を越えるランナーが一斉にスタートするクロスカントリーは、長距離レースの華といっても過言ではない。短距離はアフリカンアメリカン・アスリートの独占に変わったが、長距離レースはかろうじてコーケイジアン・アスリートが食い込める種目として残されている。伝統校のトラック&フィールドユニフォームがゆっくりと観られるのもクロスカントリーレースくらいになった。これから2月のUSA Track and Field Cross Country Championshipsまで、クロスカントリーのシーズンが続く。

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